

お客様の声
エピソード4
| ゲスト | 株式会社鋼商 代表取締役社長 島田 和彦 氏 取締役営業部長 小林 亜沙美 氏 Web:https://www.kou-syou.jp/ 住所:長野県長野市川合新田1148-2 |
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| 聞き手 | ビルトマテリアル株式会社 新潟支店 伊藤 清 |

本日はお忙しい中、ありがとうございます。長野の地で創業50年。まずは、鋼商様が歩んでこられた激動の半世紀について、島田社長から改めてお聞かせいただけますか。
島田社長:50年といっても、最初から順風満帆だったわけじゃないんですよ。先代は、もともとは鉄鋼二次製品の流通・小売に勤務していて、独立後は「道具屋」からのスタートでした。板金ハサミ一本、大工道具一つを抱えて、地元の職人さんのところを回る毎日だったようです。
そこから、なぜ「工事」まで手掛けるようになったのでしょうか。
島田社長:それがね、商売というよりは「義理人情」が一番大切だと思うんです。長年付き合ってきた腕の良い板金屋さんが、後継者不在などの理由で廃業することになった。その時、真っ先に頭に浮かんだのは「残された職人たちの食い扶持をどうするか」ということでした。彼らの技術を絶やしちゃいけない、生活を守らなきゃいけない。その一心で工事部門を立ち上げたんです。
小林部長:社長の口癖は「関わる人みんなが幸せになれるか」なんです。だから、うちの会社は無理な数字の目標を立てたり、ノルマを詰めたりすることはありません。お客様はもちろん、職人さんや仕入先の皆さんが笑顔でいられる環境を作ること。それが結果として、50年という歳月に繋がっているんだと思います。
小林部長は今や現場を統括し、二級建築士や施工管理技士の資格も持つ「現場のプロ」ですが、入社当時は建築の知識はゼロだったと伺いました。
小林部長: そうなんです。最初は右も左もわからなくて(笑)。でも、現場に行くとベテランの職人さんたちがプライドを持って仕事をしている。彼らと対等に話がしたい、彼らが誇りを持って働ける現場を作りたいという一心で、猛勉強し、2級建築士の資格まで取得することが出来ました。
小林部長: 現場でお施主様とお話しするときも、「営業担当」としてではなく、一人の「住まいのパートナー」として接するようにしています。お施主様が何に困っているのか、何を不安に思っているのか。それこそ、商品や営業の話ではなく、自分の私生活をオープンにし明るい雰囲気で、まずは心の壁を取り除くことから始めます。

現場の最前線を知る小林部長にぜひ伺いたいのですが、弊社の「GMルーフ」をこれほどまでに重宝してくださっている理由は何でしょうか。
小林部長: 一言で言うなら、「現場対応力の高さ」です。リフォームの現場では、大型トラックが入れない、あるいはクレーンが使えないといった「制約」が必ずついて回ります。
小林部長: GMルーフは非常にコンパクトなので、大型が入れない場所でも、2トントラック程度であれば現場の目の前までスッと入っていける。そこから職人が手運びで屋根まで上げられるんです。この機動力があるからこそ、他社が敬遠するような「条件の悪い現場」でも、私たちは自信を持って「できます!」と言えるんです。
島田社長: 現場でのストレスが少ないというのは、経営的にも大きいですよ。搬入に半日かかる現場が、GMルーフなら数十分で終わる。この「時間の差」が、工期全体の余裕に繋がり、結果として工事品質の向上に直結します。
意匠性についても、鋼商様ならではのこだわりがあると伺いました。
小林部長: はい。GMルーフの「あやめ」や「さざ波」のテクスチャーを、階数や視点に合わせて使い分けています。 例えば、1階の屋根(下屋)には「さざ波なし・あやめあり」を推奨しています。1階の屋根は2階の窓から職人が歩く姿が見えたり、お施主様の目に入りやすい場所。あえて「さざ波」を入れないことで、工事中の足跡が目立ちにくくなり、お施主様からの見た目もスッキリと美しく保てるんです。
小林部長: 逆に、2階の屋根面は「ありあり(さざ波あり・あやめあり)」が基本です。さざ波があることで屋根面の歪みを抑え、シャープで重厚感のある外観を表現できます。
島田社長: 屋根は家の顔ですからね。良いものを長く、美しく保つ。それがお施主様の「幸せ」に繋がるんです。


鋼商様はウェブサイトからの集客や、海外ブランドの工事窓口など、新しい仕組みも積極的に取り入れられていますね。
小林部長: デジタルはあくまで「窓口」です。そこから先は、徹底的に「リアルな対話」を大切にしています。最新の食洗機を入れたいという問い合わせから、最終的には「家全体を鋼商さんに任せるよ」と言っていただける事もありました。小さなきっかけを大切にする。それが私たちの理想です。
私たちも、そのネットワークの一員としてさらに貢献していきたいと考えています。
島田社長: ビルトマテリアルさんという「窓口」を通じて、私たちが次の半世紀も地域に貢献し続けるための知恵を、これからも提供し続けてください。
ありがとうございます。小林部長の現場を支え、島田社長の描く「幸せの輪」をさらに大きくできるよう、全力で伴走させていただきます!

施工事例
場所:長野県長野市
種類:戸建てリフォーム



インタビュー中、島田社長と小林部長の口から一貫して語られたのは、関わるすべての人への深い「思いやり」と、地域に根ざした「義理人情」の精神でした。板金ハサミ一本から始まった50年の歴史は、今や「GMルーフ」という確かな商材と、現場を知り尽くした小林部長の技術力、そして職人を大切にする島田社長の情熱によって、さらなる強固な「鋼商ブランド」へと進化しています。
特に、現場の制約を逆手に取る搬入の機動力や、施工後の美観まで計算して「あやめ・さざ波」を使い分けるプロのこだわりは、お施主様の満足を第一に考える同社の真髄を感じさせました。BMCとしても、この「幸せの輪」を広げるパートナーとして、製品とサービスの両面から全力で支え続けていく決意を新たにしました。
(取材・構成:ビルトマテリアル株式会社 成長戦略室)
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