

お客様の声
エピソード2
| ゲスト | OS roof株式会社 代表取締役社長 大越 茂明 氏 Web:http://os-roof.co.jp/ 住所:埼玉県所沢市三ヶ島1–204 |
|---|---|
| 聞き手 | ビルトマテリアル株式会社 埼玉支店 須藤 博史 |

埼玉県所沢市に拠点を構えるOS roof株式会社は、創業以来15年の長きにわたり、「みんなが嫌がる難しい工事こそ率先して行う」というプロの信念を持つ板金屋根工事の専門家集団です。創業以来「雨漏れゼロ」を達成し続けるその確かな技術力は、多くの設計事務所や同業者からも厚い信頼を寄せられています。
同社は創業以来15年間で、ビルトマテリアル株式会社(BMC)の金属屋根材を4000棟以上も施工してきました。直近では500棟/年のペースで、BMCの金属屋根デコルーフとGMルーフを施工しており、これは単なる取引関係を超えた、技術と品質に裏打ちされた現場価値創造の連携の証です。
今回、大越社長とBMC埼玉支店の担当営業である須藤が、その技術と信頼の核心、そして業界の未来への提言について率直に語り合いました。
大越社長、この度は創業15年、誠におめでとうございます!まず、御社が創業以来、大切にされている「こだわり」や「信念」についてお聞かせください。
ありがとうございます。うちは創業時にコロニアルや瓦が寡占する首都圏の屋根施工業界の中で、あえてニッチな板金屋根を選びました。そして、ずっと「みんなが嫌がる難しい工事こそ、率先して行う」ということを大切にしています。この難しい工事への挑戦が、我々の技術力の源泉です。
私たちが考える技術力とは、どんな難題にも対応できる基礎力に裏打ちされた、最終的な「完成の美しさと雨漏り対策」です。コーキングに頼らず、昔ながらの板金技術で組み上げ、細部の水の流れをコントロールする。この地道な技術があるからこそ、他社が敬遠する特殊な屋根工事にも対応できています。


難しい現場では、設計者との連携も不可欠ですね。具体的に、他社が断るような現場でどのように納まりを実現されているのですか?
他で断られた現場は、施工納めが難しい。だからこそ我々は、設計士に納まり図を描いてその課題を解決するお手伝いをしています。プロセスは以下の通りです。
現場では、突発的な課題を設計士にフィードバックして情報を共有する。さらにこの課題を当日夜の会社でのディスカッションの議題にあげて解決策を見出し、その納まり図を設計士と共有して工事を進める。この手間を惜しまないことで、設計士のイメージする「作品」を具現化できるのです。
御社は技術を重視されていますが、弊社のデコルーフやGMルーフを継続してご採用いただいている「決め手」は何でしょうか?
決め手は「対応力」と「製品力」の二つです。
まず対応力ですが、BMCさんは、長尺物の屋根材を扱うスキルや、発注から納品までの滞りないレスポンスが非常に優れている。搬入が難しい現場でも、埼玉支店の皆さんがしっかり対応してくださる。特にBMC埼玉支店の営業ではない受注業務チームの皆様が納品までのオペレーションを管理してくれているので、本当に心強いです。
現場の職人さんからの製品に対する具体的なご感想はいかがですか?
評判は良いですね。他社品は運搬中の荷崩れや傷付き防止を主にしている中で、BMCさんは手上げまで想定した梱包を考えてくれているので、長尺品を手上げしなければならない現場でも、他社品では曲がってしまわないか、気を使いながら慎重に手上げしますが、BMCさんのデコルーフは折れたり、曲がることがなく職人たちも安心して荷揚げすることができます。

また、BMCの商品は、当社の技術力を最大限に活かせる品質の高さを持っています。特にGMルーフのインターロック(横ジョイント)は秀逸です。他社品では叩いて施工しなければならないことがある中、BMCさんのものはスムーズに施工できるのに、ハゼ組がしっかり決まる。施工後はアヤメ部なのかジョイントの部分なのか、きれいに仕上がるのでしっかり見ないとわからないほどです。この施工のしやすさに加えて、ウォーターガード構造を装備している点についても他社にはない形状で、板金屋根を理解しているBMCさんだからこそだと思います。雨漏れゼロを目指す私たちにとって大きな安心感です。
さらに、デコルーフのようなフラットな形状が多い屋根材に関しては、成型技術が素晴らしく、ロール成型で加工する上で生じやすいフラット部分に波打ちのような「よれ」がほとんどない。美しいフラット面が綺麗に出るのは、他の板金屋根と比べても際立っています。カラー鋼板の特性を理解し、成型機のメンテナンスもしっかり行っている証だと思います。それに加えて多種多様なカラーラインナップも、設計事務所さんへの提案力を支えてくれています。

ありがとうございます。その評価は大変光栄です。
我々の仕事の価値は、「技術力+商品+職人の安全」で成り立っています。こうした手厚い対応と高品質な製品を提供してくださるBMCさんへの恩返しとして、我々は適切な施工という付加価値を付けて施工付き販売をさせていただいている。これが、現場に最大の価値を生み出すための大切な「共創」の連携だと考えています。


最後に、我々BMCへの今後の要望や、業界の未来に向けた提言があればお聞かせください。
今後は我々の現場での困りごとを共有する場を作って頂き、その声を反映した新商品開発をして頂きたい。それにより将来の職人不足という課題を解決する「技術に依存しない商品」ができる。我々の会社の強みとは少し矛盾していますが、それが将来の課題解決になれば、我々は喜んでその礎となります。
具体的には、BMCかんごう立平デコルーフのコロニアルのカバー工法をぜひ開発してほしい。これがあれば外観デザインを変えて気分を一新したい施主様の要望に簡単に答えられます。このような工法を開発することで、板金リフォームの裾野を広げるような事をぜひ一緒にやりましょう!
大越社長のその熱い想い、そして業界の未来を見据えた提言、真摯に受け止めます。我々BMCは最高の製品と最高の対応力という形で、これからも現場で支え続けてまいります。本日は本当にありがとうございました。
こちらこそ、これからもパートナーとして、共に業界を盛り上げていきましょう。
施工事例
場所:埼玉県所沢市
種類:新築戸建て


場所:埼玉県狭山市
種類:新築戸建て



インタビュー中、大越社長の口から出た言葉は、技術者としての誇りと、業界全体の未来に対する強い責任感が満ち溢れていました。創業以来、BMC製品を4000棟以上施工してきた実績が物語るように、OS roofとBMCの関係は、技術と品質が結びついた理想的な「共創」の形です。特に、BMC製品が職人の安全を守るという現場視点の評価、そして「よれない」美しさへのこだわりは、両社の品質への揺るぎないコミットメントを示しています。この強力な連携こそが、これからの建築業界の「幹」を太くしていくと確信しています。
(取材・構成:ビルトマテリアル株式会社 成長戦略室)
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